がんの予防方法

ペットががんにならないために。

ペットががんにならないために、飼い主さんが出来ることを実践しましょう。

運動不足を防ぐ

がんになる一番の原因は、運動不足からくる肥満ということはすでに知っていただいたと思いますが、
ペットも人間と同じように運動不足や食生活の乱れから肥満になり、病気を発症してしまいます。
慢性的な肥満からがんを発症する場合も多いことから、定期的な運動は欠かせません。
わんちゃんの場合はお散歩を日課にしている飼い主さんも多いと思いますが、肥満になると「歩きたがらないから短時間の散歩しかしなくなった」などともよく聞きます。
食事の前に必ず30分程度の散歩や運動をさせ、お水を与えてから食事をさせる習慣をできるだけ維持しましょう。
特にボクサーやボーダーコリー、ボルゾイなど大型でがっちりとした体格の場合や、猟犬の場合においては、散歩だけでは運動量が足りない為、駆け足を取り入れるなどの運動が必要となってきます。
ドッグランや運動場を利用するなどして、散歩時間も、1日2回、1時間くらいを目安に運動をさせてあげてください。

ただし、パグやヨークシャーテリア、フレンチブルドッグなど、鼻が低く体温調節が苦手で、運動な苦手なわんちゃんも居ますので、その場合は、1日2回、30分くらいを目安に散歩をさせて下さい。
また、ダックスフントやコーギーなど、足の短い犬種も、運動が苦手です。
このような犬種や幼犬、また老犬は、夏の暑い日中の散歩はかえって体に負担をかけます。
日射病や熱中症になりやすいため、散歩や運動をさせる時間に気をつけましょう。

酸化防止剤を避ける

ペットのがんの原因には食生活も大きな要因を占めていることをお話しましたが、酸化防止剤の入ったペットフードは、がんになりやすい成分を含むため与えないように注意しましょう。
多種多様なペットフードが販売されおり、安価なペットフードも多いため、できるだけAAFCOの基準をクリア(賞味期限6か月以内)しているものを選んでください。
(AAFCO基準合格、AAFCO承認などの表記のあるものは、厳しい試験をクリアしています。また不必要な酸化防止剤等の量が少ないことから、賞味期限が6か月以内のものを選びましょう)
また、ペットが食べたいだけ食べ物を与える、人間の食べ物を与えるなどすると、肥満の原因となり、がんを引き起こす要因にもなります。
人間の食べ物の中にはペットにとっては有害になる食べ物もあります。人間の食べ物を与える場合は、注意しましょう。(玉ねぎなどのネギ類、アボカド、干しぶどう、チョコレート、果物など)

長居動物病院 電話番号06-6693-4801

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